九谷焼五彩の世界 本格的絵付け体験Kutani mini plate workshop
4/16(土)・4/17(日)・5/14(土)・5/15(日)
大らかさと煌びやかさを合わせ持つ九谷焼。本体験会では宮本雅夫さん本人による線画きされた豆皿に、実際の工房の道具を使い、色を塗る工程を体験いただきます。
Kutani-yaki combines elegance and glamour. In this hands-on workshop, visitors will experience the process of applying colors to the plates drawn by Mr. Masao Miyamoto himself, using the actual tools in his studio.
大らかさと煌びやかさを合わせ持つ、独特の力強い様式美の九谷焼。
九谷焼 真生窯の宮本雅夫さんより、直接九谷焼の色塗りの技術を学びながら、自分だけの豆皿を作りませんか。
九谷焼五彩の世界 本格的絵付け体験
ワークショップでは、線描を事前に宮本さんご本人が行った豆皿に、九谷の釉薬で色を塗る工程を体験いただきます。
その後、九谷に持ち帰り、窯元にて最終的に仕上げて焼いたものをお客様にお渡しいたします。
白磁(素地)・釉薬・筆など九谷本来の本物の素材・道具を使い、九谷の工房そのままの設えをそのまま使用します。いわば、宮本さんの作品に、皆様のお好みで自由に色を付け、仕上げていただく、というものです。
色絵細描の名手である父・忠夫さんから受け継いだ精緻な呉須の線描や、伝統的な九谷の釉薬を使用した色濃く深みある色彩、素材と技法は九谷の伝統を踏まえつつ、新しい解釈で色絵磁器を意欲的に製作する宮本雅夫さん。2022年には、第四回ゴールデン匠賞を受賞。職人・作家としての技術力の高さだけでなく、「本物の九谷焼」を広く知らせる活動から産地全体への貢献度が高く評価されました。
当日はご本人に直接ご指導いただきながら、九谷焼のお話などもお聞きします。九谷焼本来の道具と九谷焼のプロフェッショナルによる、とても贅沢な絵付け体験です。まさに世界に一枚しかない、宮本雅夫さんとあなたのコラボレーションによる、貴重な豆皿が出来上がります。
是非あなたも貴重な一枚を手にしてください。
絵付け体験
宮本雅夫さんご本人が線描きまで施した豆皿に、色をのせる作業を行います。絵柄は、繁栄を象徴する縁起柄「唐草」と、九谷焼らしい色彩の「さつき」。4/16(土)・4/17(日)は「唐草」、5/14(土)・5/15(日)は「さつき」をご用意しておりますので、お好きな柄の日程をお選び下さい。
体験で製作いただいた作品は、後日、宮本氏による最終仕上げの後に真生窯で焼き上げて、約2週間後に完成となります。
開催概要
- 日時
- <豆皿の柄:唐草>
4/16(土) ①11:30 ②13:30 ③15:30 ④17:30
4/17(日) ①11:30 ②13:30 ③15:30 ④17:30
<豆皿の柄:さつき>
5/14(土) ①11:30 ②13:30 ③15:30 ④17:30
5/15(日) ①11:30 ②13:30 ③15:30 ④17:30 - 定員
- 6名/各回
※一回のお申込みで6名様までご予約いただけます。
※事前予約制/定員になり次第締切と致します。 - 参加費
- 11,000円(税込)
- 場所
- THE COVER NIPPON店内 (東京ミッドタウンガレリア3F)
【新型コロナウイルス感染予防対策について】
・当日イベントスタッフの検温、消毒を徹底いたします。
・各回終了後に、テーブル、イス、制作で使用した道具等の消毒を実施いたします。
【参加されるお客様へのお願い】
・必ずマスク着用の上、ご参加いただきますようお願いいたします。
・入店時の手指消毒にご協力をお願いします。
・当日、発熱、風邪症状のある方は参加をお断りする場合がございます。
宮本雅夫さんご本人により線描きされた豆皿。こちらに色を乗せていきます。
絵付された状態の豆皿。唐草は、赤・青・緑・紫・黄の5色からお選びいただけます。
焼くと、驚くほど透明感のある色へと変わります。
真生窯 宮本雅夫氏
石川県小松市生まれ。東京芸術大学美術学部卒業後、実家に戻り色絵細描の名手である父・忠夫さんが営む真生窯にて作陶を始める。現在、日本工芸会正会員、九谷焼伝統工芸士で、様々な公募展に出展し受賞を重ねる。
作品は、精緻な呉須の線描と掻き落としで独特な質感の下地を作り、その上に窯独自の透明度の高い緑釉を施す「緑彩」作品が特徴的である。翡翠のような美しい緑色のみで表現された器は品格ある佇まいであり、他に類を見ない。
九谷焼の伝統を踏まえつつ、それらを自らの新しい解釈で表現し、オリジナリティを確立。近年は父から伝わる色絵細描技法による作品も発表している。
- 1971年
- 石川県小松市に九谷焼作家 宮本忠夫の長男として生まれる
- 1996年
- 東京藝術大学 美術学部卒業
第43回 日本伝統工芸展 初入選 以降20回入選 - 1999年
- 日本工芸会 正会員 認定
- 2005年
- 文化庁 派遣新進芸術家 在外研修員として渡伊(ローマ)
第28回 伝統九谷焼工芸展 出品作「黄地紅彩葵文平鉢」石川県立美術館 買上 - 2010年
- 小松空港 到着ロビー 陶壁「五箇山」制作
- 2014年
- 第37回 伝統九谷焼工芸展 大賞
- 2015年
- 九谷焼伝統工芸士認定
- 2016年
- 第22回 金沢兼六園大茶会 工芸作品公募展 最高賞
- 2017年
- 「伝統と創造 現代九谷焼の旗手たち」展 富山市佐藤記念美術館
- 2018年
- 第11回 現代茶陶展 TOKI織部奨励賞
第32回 四日市萬古陶磁器コンペ 2018グランプリ
第65回 日本伝統工芸展出品作「緑彩真麗線文鉢」宮内庁買上 - 2019年
- 「九谷 宮本忠夫・雅夫父子展」日本橋高島屋 美術画廊
第66回 日本伝統工芸展出品作「緑彩真麗線文鉢」宮内庁買上 - 2021年
- 第23回日本伝統工芸士会作品展 最高賞 衆議院議長賞受賞
- 2022年
- 第4回三井ゴールデン匠賞 受賞
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