400年の伝統を継承 三川内焼(長崎)Mikawachi ware -Inheriting the 400-year tradition-
1/2(月) - 1/31(火)
400年の歴史を誇る三川内焼。藍色で繊細な絵付けを施した染付、磁器の限界に挑んだ細工。伝統を守り続ける器から、現代的なデザインの器まで、現代のみかわち焼をご紹介。
Mikawachi ware boasts a 400-year history. We will introduce a wide variety of Mikawachi Pottery, from delicately painted blue-and-white porcelain to elaborately crafted masterpieces that challenge the limits of porcelain.
長崎県佐世保にある「三川内(みかわち)焼」は、国の伝統的工芸品です。
江戸時代、平戸藩の藩主・松浦公のための器や献上品をつくる「御用窯」として繊細なやきものを数多く残し、まるで透き通っているかのような美しさを持つ白い磁器には、400年以上続く伝統の技が詰め込まれています。超絶技巧の技と伝統は今も脈々と息づいています。
今回特にご紹介するのは、陶筥(とうばご)と豆皿。長崎や佐世保には銘菓が数多くあり、そうした伝統菓子から長崎カステラなどを召し上がっていただくときに使っていただくことをイメージし、新しく同じ形状に各窯が思い思いの絵を描きました。
その他にもお正月らしい、繊細優美な花器や酒器、普段使いの飯碗やカップ、美味しいお茶時間をお楽しみいただける茶香炉や茶器など、様々なスタイルの三川内焼が勢揃い致します。