2012年3月20日(火)~27日(火) 京の金工 The Te-WaZa展を開催しました。
京都の伝統的な金属工芸に加え、新たな技法と感覚が取り入れられた作品をご紹介しました。また期間中は、さまざまなイベントを開催し、多くのお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございました。
3月20日(火)「京の金工 The Te-WaZa展」のオープニングイベントとして
青銅器の創作で名高い金工師の六代・秦蔵六氏(京都金属工芸協同組合理事長)と
日本国内から海外までグローバルにご活躍されているデザイン・ディレクターの桐山登士樹氏(株式会社TRUNK)によるトークセッションを開催しました。
また、京都から現役の職人を招き「象嵌教室」と「彫金教室」を開催。小学生から大人までご参加いただき、実際に体験していただくことで金工の素晴らしさを知っていただきました。
3月23日(金)には、京都・伏見の17の蔵元から届いた地酒と一点一点つくられた金工の酒器で「金工の酒器で伏見の地酒を愉しむ会」を開催しました。
事前予約で50人を超えるお客様にご来場いただきお楽しみいただきました。会場では京都の職人による金工の伝統技についてのお話などで活発な意見交換をしていただきました。
最終日3月27日(火)には「芳心会木村宗慎氏とのコラボレーション茶会とトークセッション」では
世界各地で茶会を開催し、茶道や美術などをテーマとした監修、構成、執筆でもご活躍の芳心会木村宗慎氏と、お茶人のこだわりを伝える茶の湯釜を手掛ける釜師三代目吉羽與兵衛氏「温故知新」と題して、金工と茶道について熱く語っていただきました。
また、たくさんのお客様のご要望もあり夜の部に加え、昼の部も開催、会は古典的な茶会と立礼式と2種お楽しみいただきました。
当日は京都から焼きわらび餅が届き、滅多に東京では味わうことのできないお菓子に
皆様からも喜びの声をいただきました。菓子器には、京都の職人さんも唸る金工の作品でおもてなし。サプライズの道具をお楽しみいただけましたでしょうか。
今後もジカバーでは皆様に楽しんでいただけるイベントを開催します。乞うご期待ください。
主催:京都金属工芸協同組合・京都金属工芸協同組合青年会
後援:京都府・京都市・公益財団法人 京都産業21・京都府中小企業団体中央会