喜泉堂 – 古より伝わる日本の技と美を現代にKisendo - Bringing the traditional Japanese craftsmanship and beauty to the modern age
2/1(日) - 3/1(日)
400年余りの伝統が息づく富山県高岡市にて、古来より大切にしてきた伝統美を継承する喜泉堂。磨き上げた技で受け継いだ品や高い美意識と挑戦的な技術による名品をお届けします。
Kisendo, located in Takaoka City, Toyama Prefecture, with inherits the traditional beauty that has been cherished since ancient times Toyama prefecture with a tradition of over 400 years. Kisendo delivers products that have been passed down through refined techniques and masterpieces created with a high sense of beauty and challenging techniques.
鋳物魂が息づく工芸の町「高岡市」
富山県高岡市金屋町に、今から400年前、高岡銅器が生まれました。加賀藩2代目藩主前田利長公が1611年に地場の産業の育成を目的として、現在の富山県高岡市金屋町に7人の鋳物師を招き入れたことに始まります。そこには長い歴史の中で大切に育まれ今日まで受け継がれた鋳物技術があります。
第二次世界大戦終結後まもなく、400年余りのモノづくりの伝統が息づく富山県高岡市の金屋町にて、創業した四津川製作所。初代の與四郎氏が「喜泉(きせん)」の屋号で花瓶を製作したことに始まり、創業初期は真鍮鋳物や大量生産向けの鉄鋳物の製作を行なっていました。その後高度経済成長とともに、美術的価値が高いものに注目が集まるようになり、とことんまで原型製作に拘った製品を作り続け、その技術により意匠美しく技巧を凝らした茶道具や香炉を生み出しました。
昇雲玉龍
今回の特集で届いた、新作「銀製湯沸し 昇雲玉龍」をご紹介します。
日本の伝統的な金工技術の粋である「銀瓶:純銀製湯沸し」は、茶の湯の世界で長い間育まれてきました。他の茶道具同様、権力者たちのステータスシンボルでもあり、また貴金属を用いる道具でもあることから、贅をつくして製作されてきました。
この銀瓶は、銀に雲龍を金彩であしらい、翡翠の宝珠を持ち、吉兆が立ち上がる瞬間を閉じ込めた湯沸しです。伝説の生き物であり神秘的な存在でもあり続ける龍は、古来よりその顕現をもって瑞兆とされてきました。
その他にも、香炉や鉄瓶など、細部に至るまで美意識が行き届いた 丁寧な作り込みが施された品々は、荘厳で上品な雰囲気を醸し出しています。全ての品は、表情豊かに仕上げられた原型を基に、熟練職人の鋳造技法により創作されています。
KISEN
KISENは、屋号「喜泉」からつけた、四津川製作所のライフスタイルブランドです。
伝統と技術に柔らかな発想を加え、金属を自由な発想で活かし、新鮮なときめきと新しい価値を提案する品をつくっています。
今回特集する「Kurourushi」は、木杯部を黒漆の技法で仕上げた高級感あふれるシリーズ。木と金属を組み合わせたユニークな形状、真鍮の重みが斬新かつ安定感のあるプロポーションを実現しました。唇に触れる木部は柔らかな温かみがあり、足元の真鍮は器に適度な重量感と楽しい”動き”を生み出し、味覚を超えた感性を刺激します。
名匠が生み出した古の名作を敬い、磨き上げた技で受け継いだ品や近代の名工が高い美意識と挑戦的な技術で生み出した名品など幾代にもわたって受け継いでゆく価値ある逸品をお届けしています。
四津川製作所
四津川製作所は、高岡鋳物発祥の地、富山県高岡市金屋町で代々続く美術銅器製造元です。創業時の屋号「喜泉(きせん)」には暮らしに喜びと潤いを添えたいという思いが込められ、その思いは今も全ての品に注がれています。
現在は、香炉や花器など伝統的高岡銅器の「喜泉堂」、テーブルウェアやインテリアのライフスタイルブランド「KISEN」、癒しと祈り心のインテリア「空穏 KUON」の3ブランドを中心に展開。分業制が基本である高岡銅器の職人や工場それぞれの特徴を熟知し、伝統技術と金属を柔らかな発想でいかした商品開発をしています。




