[工芸ワークショップ]讃岐かがり手まり[Craft Workshop] Sanuki Kagari Temari (Japanese traditional ball)
3/22(土)
讃岐国(さぬきのくに)香川県では、古くから名産品の木綿の糸を使い「讃岐かがり手まり」を作ってきました。初心者でも気軽に手作り体験できるワークショップをご紹介します。
Sanuki Province, Kagawa Prefecture, has been making "Sanuki Kagari Temari" using the famous cotton thread for a long time. We will introduce a workshop where even beginners can easily experience making it by hand.
讃岐かがり手まり
昔、日本各地で作られていた手まり。元々は武家の奥女中が姫君の玩具に色鮮やかな絹糸を使い、複雑な幾何学模様をかがったものがいつしか庶民にも広まったものだそうです。木綿、塩、砂糖の「讃岐三白」でその名を知られた讃岐地方のかがり手まりは木綿の糸を自然の草木を使って染めた素朴で優しい色合いが特徴です。
色とりどりの糸でかがられた幾何学模様の、華やかで美しい「讃岐かがり手まり」は、香川が讃岐と呼ばれていた昔から、女性たちの手で受け継がれてきました。美しい模様が織り成す球体の美は、まるで万華鏡のよう。ひと針ひと針、丁寧にかがられた細やかなモチーフや優美なグラデーション。
そんな伝統工芸品が、初心者でも気軽に手作り体験できるワークショップをご紹介します。

作品サイズ/直径約 5.7cm、円周 18cm
今回のワークショップのテーマは「コスモス」です。手まりの上に12輪のコスモスの花を咲かせましょう。花の色は 1 輪ずつ変えても、全て同じ色でかがっても可愛らしく仕上がります。
初心者の方にも、経験者の方にも楽しんでかがっていただける模様です。土台のまりとかがり糸は、当日お好きなものをお選びいただけます。
讃岐に受け継がれてきた「暮らしの手仕事」を体験しながら、世界でひとつ、あなただけの手まりを作ってみませんか。
講座概要
- 講座
- [工芸ワークショップ]讃岐かがり手まり
- 日時
- 3月22日(土) 第1回 13:00~15:00 / 第2回 16:00~18:00
- 定員
- 6名/各回 ※事前予約制 / 定員となり次第締切と致します。
- 会費
- 5,500円(税込)※テキスト、 土台まり、草木染めかがり糸、針セットを含む。
- 会場
- THE COVER NIPPON (東京ミッドタウン ガレリア3F)
- 講師
- 讃岐かがり手まり保存会 専任講師 溝渕友恵
- 注意事項
- ・細かい作業になりますので、眼鏡等必要な方はお持ちください。
・申込と決済は各ワークショップのご案内ページの「申込み」ボタンから行えます。
ご希望の日程を選択し買い物かごに入れ、住所氏名などご入力の上、事前決済してください。
・ご入金の確認を待ちまして「申し込み確定」とさせていただきます。「申し込み確定」後キャンセル・受講料の払戻しはできませんことをご了承ください。
・予定しております内容が余儀なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
・災害などのやむを得ない事情による開催中止を除き、参加費の返金は致しません。
・お申込み情報は最新に更新されていない場合がございます。お申込み頂いた際にすでに満席の場合はご容赦願います。
讃岐かがり手まり保存会
主宰 伝統工芸士 荒木永子
讃岐かがり手まりの技術の継承と普及を目的として1983年に発足。現在100人余りのつくり手が切磋琢磨しながら讃岐かがり手まりを作っています。古い木造の幼稚園跡地を利用した工房では、木綿の糸を草木染して彩り豊かにかがり糸を揃え、つくり手たちは色合わせに工夫を凝らしながら、日々、腕を磨いています。また、教室の開催や、手まりや糸の販売も行っています。
讃岐かがり手まり公式サイト>>

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