〔工芸WS〕光雲窯染付体験 絵皿製作[Kohun Kiln Workshop] Drawing whale pattern
6/22(土)・6/23(日)
「三川内焼」の人気体験シリーズ。今回は躍動感ある鯨絵で人気の「光雲窯」初の絵付け体験。鯨の絵柄を施した絵皿に、伝統的な技法の一つ「濃み(だみ)」の染付体験会
In the workshop, you will be able to paint whale pattern (a traditional Japanese wave patterns) on your favorite spot on a soy dish that has been pre-painted by a craftsman.
人気の「三川内焼」ワークショップ。今回は、のびのびとした躍動感ある鯨の絵柄で人気の「光雲窯」の染付体験会を開催。光雲窯が得意とするいきいきと描かれている「鯨」の染付に「濃み(だみ)」という技法を使用します。
「濃み(だみ)」は、三川内焼の染付の特徴でもある大事な技法で、輪郭線の中を塗る「濃み」の工程にも特徴があります。有田(佐賀県)で主流の「しぼり濃み」と呼ばれる二本の指で押さえた筆を動かす方法ではなく、筆を固定し、器を動かしながら、呉須を滲ませていく「流し濃み」の方法をとっています。
今回は、ふたつの鯨の柄をご用意いただきました。事前に墨で皿に下描きされた鯨柄をご用意いただき、その上から呉須(青い絵の具)で、皆様のお好みの箇所に、色を塗ります。
当日は、鯨絵の作者でもある、光雲窯十四代当主 今村隆光さんにご来店いただき、直接技法を教えていただきながら、作り上げていただきます。
ザトウクジラ(左から、下絵・濃み・焼き上がり)
マッコウクジラ
その後、三川内にお持ち帰りいただき、光雲窯にて、最終仕上げをして焼成し、1-2ヶ月後に完成となります。
三川内焼の美しい白磁の生地に、思い思いに描く染付の皿は、まさに世界に一枚しかない皿が出来上がります。三川内焼の醍醐味にふれ、是非あなたも貴重な一枚を手にしてください。
講座概要
- 講座
- 三川内焼染付体験 鯨絵皿製作 光雲窯
- 日時
- 6月22日(土) 第1回 15:00~16:30
6月23日(日) 第1回 11:30~13:00 / 第2回 13:30~15:00 - 会場
- THE COVER NIPPON店内
- 定員
- 5名 / 各回 ※事前予約制 / 定員になり次第締切と致します。
- 会費
- 13,200円(税込) 材料費込
- 講師
- 伝統工芸士・現代の名工 今村 隆光(三川内焼 光雲窯十四代当主)
- 注意事項
-
・陶土・絵の具を扱いますので、衣類が汚れる可能性がございます。洗濯で落ちますが気になる方はエプロン、タオル等ご持参ください。
・受講料のご入金の確認を持ちまして「受講確定」とさせていただきます。「受講確定」後キャンセル・受講料の払戻しはできませんことをご了承ください。
・予定しております内容が余儀なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
・災害などのやむを得ない事情による開催中止を除き、参加費のご返金は致しません。
・お申込み情報は最新に更新されていない場合がございます。
お申込み頂いた際にすでに満席の場合はご容赦願います。
講師
伝統工芸士・現代の名工
今村 隆光(三川内焼 光雲窯十四代当主)
今村 隆光さんのインタビューはこちらからご覧いただけます。
左「マッコウクジラ」 右「ザトウクジラ」
お申し込み時に、ふたつの絵柄から事前にお選びいただきます。
備考 ※同時開催 「実演会」 6月22日(土) 13:00~14:00 / 23日(日) 16:00~18:00
染付・濃みの工程
三川内焼 光雲窯
陶祖神として祀られている如猿こと今村弥次兵衛以来、連錦として続いてきた三川内の白磁造り。その後裔として新たに開いた光雲窯は、現当主今村隆光で十四代目です。
巧みな筆づかいで細い線を駆使して描いた、古典的な山水や獅子、龍。鯨の文化が溶け込む長崎の風土ならではの鯨のモチーフ。そして数十年ぶりに再現した「置き上げ」。この窯元ならではの技術が、みかわち焼の伝統を伝えると同時に、ひと目でわかる独自の器を生み出しています。
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