春財布Spring Wallet
春に財布を買うと、お金でパンパンに張る(春)金運の良い財布になるといいます。縁起の良い日が重なる3月、母の日の贈り物に、自分への節目に、財布を新しくしてみませんか。
Buying a wallet in spring is said to be filled with money (full =haru / spring = haru), making it a lucky wallet. Why don't you buy a new wallet for Mother's Day or for yourself in March, the month of auspicious days?
日本には縁起の良い言葉が沢山あり、節目や行事など様々な物事などで縁起(験:げん)を担ぎます。昔より日本人は、縁起の良い言葉に置き換えることで、忌み嫌う言葉を避けてきました。
例えば、式や会の幕を「閉じる」ことを「お開き」、鏡餅を割ることを「鏡開き」、食べ物でいうと「刺身」を「お造り」、「おから」は「卯の花」、「梨」を「ありの実」、「するめ」を「あたりめ」など数えきれないほど。これほど日本人が言葉にこだわるのは、日本は古来より言霊の国であったこと、言葉には霊力があり言葉に様々な力があると信じられ、日本人はそうしたことを暮らしに取り入れてきたのです。
今回ご紹介する財布にも、金運が舞い込むように、と様々な縁起言葉があります。
「春財布」は、春に財布を買うと、お金で財布がパンパンに張る(春)金運の良い財布になるといいます。春の時期には解釈がいくつかありますが、二十四節気では立春(2/4)から立夏(5/5)の前日までが春とされています。年度が変わり新しいチャレンジをする時期でもあり、動植物が生命力に満ちているときは、気運も上がってくると感じる人も多いように思います。
また、大安吉日など縁起の良い日とされている日がいくつかあります。その中でも新しいことやお金にまつわる日があるのをご存知ですか?
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒のモミから稲穂に万倍のお米が実るという意味があり、一粒万倍日は何事を始めるのにも良い日とされています。特に農耕社会だった時代には、種まきに良い日でしたが、それが転じて開店や仕事始め、出資などに良い日となりました。
寅の日(とらのひ)
寅は、千里(約4000㎞)をあっという間に走って帰ってくるといわれており、寅の日に財布を使い始めると、使ったお金が帰ってくる、使ったお金がすぐに戻ってくる、お金を招いてくれるとして金運が上がると言われています。
天赦日(てんしゃび)
「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」と言われている、日本の暦の上でもっとも吉日とされている日です。結婚、結納、入籍、慶事などに向いているのはもちろん、さまざまな障害が取り除かれることから躊躇していたことを始めるのにもおすすめの日。
2024年3月の吉日
2日(土):仏滅、一粒万倍日、天恩日
10日(日):友引、一粒万倍日、大明日
15日(金):先勝、一粒万倍日、天赦日、寅の日
22日(金):友引、一粒万倍日
2024年4月の吉日
3日(水):友引、一粒万倍日
6日(土):大安、一粒万倍日
18日(木):赤口、一粒万倍日、天恩日
21日(日):先負、一粒万倍日
30日(火):赤口、一粒万倍日、天恩日
新生活のスタートやご自分への節目として、また、もうすぐ迎える母の日の贈り物として、今年は縁起の良い日に財布を新しくしてみませんか。