鬼も笑う「笑門来福」清水焼 六兵衛窯Kiyomizu ware ”Rokubey-gama” kiln
1/20(金) - 2/12(日)
2月3日は「節分の日」。250年つづく清水焼六兵衛窯より、力強い風格とユーモラスな表情の鬼やお福が届きました。一年の無病息災を祈って、六兵衛窯の鬼の置物を飾りませんか。
February 3 is "Setsubun Day," and Rokubeygama kiln has delivered ogres and good luck figurines with a powerful style and humorous expressions. Why don't you decorate them to pray for good health and fortune of the coming year?
2月3日 節分の日
節分は、季節の変わり目のこと。具体的には立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。「節分は2月3日のみ」という印象がありますが、もともとは春夏秋冬、すべての季節の節目をさす言葉です。
そのなかでも、旧暦で新年のはじまりを表す春がもっとも重要とされ、現在では2月3日の節分が一般的になりました。
豆まきのはじまりは古代中国でおこなわれていた「追儺(ついな)」という風習。その文化が飛鳥時代に日本に伝わり、宮中行事としておこなわれるようになりました。鬼に豆をまくことで煩悩を追い払い、気持ち良く新しい季節を迎える意味があります。
今回、節分にあわせ、清水焼の鬼とお福の置物が届きました。
「鬼」は「恐ろしい怪物」であると同時に、「身近な神様」として古くから慕われてきました。例えば、家の屋根に備え付けられる鬼瓦は、その形相で厄を払ってくれるとされています。力強い風格と少しユーモラスな表情の鬼やお福は、六兵衛窯ならでは。
今年一年の無病息災を祈って、六兵衛窯の鬼を飾ってはいかがでしょうか。
六兵衛窯
夏の陶器まつりで有名な京都東山の五条坂で江戸後期(1771年)に開かれた『六兵衛窯』
以来 250年余り、各代の当主が各々の特質を家伝の上に生かした作品を世に送り出してきました。
伝統的な京焼の作風を生かしつつ、置物・茶陶・現代のライフスタイルを彩る器など、窯焼成から絵付けまで一貫して職人による手作りにこだわり、ひとつひとつ丁寧に作られています。
中村芳中の『光琳画譜』に描かれた仔犬や神坂雪佳の狗児をモチーフにした琳派の流れを汲む可愛らしい豆皿から、京野菜の豆皿と箸置き、琳派風の絵付が特徴の小さな香炉、その他、七福神や福助など、六兵衛窯らしい愛嬌ある表情の縁起物も届きました。