凛として瑞々しい切子の帯留め[uan]Kimono monotone style-
きものスタイリストの秋月洋子さんがプロデュースするブランド「雨庵(うあん)」から、人気の切子作家・小川郁子さんの帯留めが登場しました。是非、この機会にご覧ください。
From the brand "Uan" produced by kimono stylist Yoko Akizuki, the popular Kiriko writer Ikuko Ogawa's obidome has appeared. Please take this opportunity to take a look.
きりりと端正な夏の帯すがた
きもの愛好家から人気を集めている切子作家の小川郁子さんと、銀線細工作家の松原智仁さんの手による江戸切子の帯がお目見えしました。
端正で繊細、それでいて芯の通った強さを感じさせるシャープなデザインを、秋月洋子さんのブランド「雨庵」でオーダー。伝統工芸の確かな息吹を感じさせながらも、モダンで自由な感性によって生み出される帯留は小さくても存在感を発揮して、着姿を一段とクラスアップしてくれます。
気鋭の二人の作家のコラボレーションとあって、研ぎ澄まされたデザインは和洋のシーンでも活躍。帯留めとして使わない時には、ビーズチェーンやシルクコードなどを通して、ペンダントとしてもお楽しみいただけます。
さらに今回は、繊細な作業を必要とするバイカラーの帯留を、オリジナルで作っていただきました。切子の柄も、シャープな印象のものをリクエスト。それぞれ1点のみの制作となりますので、是非店頭にて、その目で美しい手技を確かめてください。
かんざしで浴衣姿をクラスアップ
同じく「雨庵」からお届けするのは、洗練されたかんざしです。こちらは、独創的な作風のジュエリーアーティストNOBORU SHIONOYAさんとのコラボレーションで誕生した、まるでレース細工のような美しさを漂わせる一品。夏はヘアをアップスタイルにする方が多いと思いますので、きものや浴衣の際はもちろん、お洋服のシーンでも活躍。新たなデザインが仲間入りしたので、是非お店へお運びください。
髪に馴染むシックなかんざし
真鍮をガンメタル色に仕上げた繊細な黒のラインワークは、どこかミステリアスな印象に心惹かれます。黒の簪は髪に埋もれる印象ですが、ふとした仕草で光を受けるため、思いのほか存在感を発揮。きもの上級者の方へのプレゼントとしても喜ばれます。
「雨庵」のブランド紹介はこちらからもご覧いただけます。
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文/k.regalo 樺澤貴子