小糸?センスが光る、装い小物の悦び[koito] by "Kimono koyomi"
季節の機微とともにお届けしている「きもの暦」に、洗練された装い小物をセレクトした『小糸』が仲間入り。きものにも洋装のお洒落にも活躍する愛しき名脇役と出逢ってください。
[Koito], a selection of sophisticated accessories, has joined the "Kimono calendar" that is delivered with the subtleties of the season. Please meet a beloved supporting player who is active in both kimono and western clothing.
about 小糸(こいと)
『小糸(こいと)』とは、「きもの暦」が贈る装い小物のネーミングです。
この言葉には、次のような想いが込められています。
ひとつは、小さき物に美を見出して愛おしんできた、日本人の美意識を大切にしたいという想い。「小(こ)」+「愛(いと)」の音の響きもに通じ『小糸』ます。
ふたつ目は、きものやファッション業界は俗に糸偏と呼ばれているため、きものまわり(糸)の小物という意味を表現しています。さらに、きもの(糸)に恋する=「恋糸」という、お洒落を楽しむ女性の高揚感も秘めています。
さまざまなスタイルを経験してきた大人の女性たちにとって、和洋を問わずお洒落の悦びを再発見し、着こなしをブラッシュアップさせるきっかけとなる小物を、丁寧に選び抜きました。
『小糸』では、きもののコーディネートに新鮮な風を運びながらも、洋服の小粋なアクセントにもなる和洋兼用のバッグやブローチなどをご紹介。
現代的な感性を取り入れながら、気品のある佇まいに満ちた「きもの暦」のコーディネートとも調和するラインナップが揃います。既にきものを愉しんでいらっしゃる方はもちろん、きものの扉はまだ開いていないという方のお眼鏡にも叶う逸品に出会えます。
『小糸』の和小物は、創り手の感性と繊細な手仕事が息づく作品を大切にしています。
そのため、同じデザインでも1点1点の色彩や素材感が微妙に異なる場合があります。さりげない個性を放つ“小さき、愛おしき”帯留めや簪を、季節の機微に寄り添いながらお届けします。
『小糸』
監修者プロフィール k.regalo 樺澤貴子(カッパ・レガーロ/かばさわ たかこ)
執筆と編集、ギフトプロデューサー
きもの専門誌の編集者歴約20年。『柴田理恵のきもの好日』(柴田理恵著、平凡社)、『母のタンス、娘のセンス』(一色采子著、世界文化社)、『大人のおでかけゆかたコーディネート帖』(秋月洋子著、小学館)など、受け継がれたきものを今様に着こなす書籍やスタイル提案本を手掛ける。2019年には日本橋髙島屋本店で恒例の呉服イベント「東西名匠老舗の会」のトークイベントのパネラーとして出演。日本の伝統工芸の発掘や季節の機微を味わう、モダン室礼のワークショップも主宰。