LUCCA LOOCA 幸せを運ぶオリーブの木LUCCA LOOCA -Olive tree that brings happiness-
香川県産材であるオリーブの木。これまで使い道の無かったオリーブ間伐廃材が、家具職人によって、木のあたたかみある、表情豊かな家具や雑貨として生まれ変わりました。
Olive wood is a product of Kagawa Prefecture. These olive trees, which had no use until now, have been transformed by furniture makers into warm, expressive furniture and miscellaneous goods.
ヨーロッパでは「幸せを運ぶ木」と呼ばれ、平和の象徴として人々から愛されて来たオリーブ。しかし、モノづくりには不向きとして、木材としては使用されず避けられてきました。
そんなオリーブの木が、香川の家具職人の手により生活雑貨に生まれ変わりました。今回は、カトラリーやカップなどの雑貨に加え、新しくスツールやデスクなど家具もご紹介します。
オリーブの木から生まれる、表情豊かな品々をお楽しみください。

LUCCA LOOCA
香川県小豆島に、オリーブが初めてきたのは1908年(明治41年)。
当時、三重・鹿児島・香川の三県でオリーブを栽培し、唯一実を付けたのが小豆島でした。穏やかな地中海性気候に恵まれた小豆島の風土は、オリーブ栽培に適していました。
オリーブは、昭和29年に県花、昭和42年には県木に指定され、香川県のシンボルツリーとなりました。その後、一般の農家でも栽培されるようになり、平成20年には植栽100周年を迎えました。
そこで、これまで使い道の無かったオリーブ間伐廃材を使い、香川の若手家具職人たちが商品化にとりかかることになり、今まで家具としては扱いにくかった、オリーブの木目や細く曲がった枝、表皮の表情や木目の美しさなど、温かみのある自然の木目や形をそのままに、小さな素材からつくりだせそうな、個性的なオリーブ雑貨を、ひとつひとつ手作業で仕上げました。オリーブの木の手づくり雑貨『LUCCA LOOCA(ルッカルッカ)』が生まれました。
「幸せを運ぶ木」オリーブ
ヨーロッパでは「幸せを運ぶ木」と呼ばれ、平和の象徴として人々から愛されるオリーブ。
オリーブ農園では、毎年1月頃に剪定作業が行われ、その剪定された枝が貴重な資源(原材料)となります。年に一度きりの収穫は、太い枝はごくわずか。大半が細く曲がりくねった枝で、全体の量もさほど多くはありませんので、量産は出来ません。ひとつひとつ手作りなのです。
また、細く曲がりくねった材料だから、通常の機械による製材ではロスが大きくなってしまいます。そのため製材の段階から全てハンドメイドで作っていきます。
オリーブ材は硬く非常にキメが細やかな木。研磨すればするほど美しい仕上がりとスベスベ感が生まれます。このスベスベ感は他の樹種では感じられません。使えば使うほど、手の平に馴染んでいきます。
小豆島産オリーブ材で作る商品の塗装には、同じ小豆島産オリーブオイルを使っているので相性は抜群。浸透性の高いオリーブオイルがしっかりと染みこみ、内部から木を保護してくれます。
LUCCA LOOCAは体にも環境にも優しいモノづくりを行っています。
