お正月の輪島塗 中島忠平Wajima Lacquerware for the New Year -Nakashima Chubei-
12/1(火)~12/31(木)
お正月の設えには欠かせない漆塗。縁起のよい福助を描いた漆器、お重やお椀などを中心に、冬のギフトに酒杯や漆ジュエリーなど、匠の技から生まれた輪島塗をお届けします。
Lacquerware is indispensable for setting up the New Year in Japan. A variety of lacquer products have arrived such as Oju boxes, bowls, sake cups, and jewelry that are also perfect for winter gifts.
日本を代表する工芸品である漆器。なかでも縄文時代前期(約5000年前)から脈々とその伝統を受け継いできたところが能登半島であり、輪島塗です。輪島塗の、他の追随を許さない堅牢さは、地の粉とよぶ珪藻土の粉末を下地に使用することと、木地を布着せにより補強する工程が実現させています。
輪島塗の老舗 中島忠平漆器店は、明治5年創業。能登の国輪島鳳至町に居を構え、塗師(初代)忠平を号し、以来伝統工芸輪島塗漆器を製作してきました。
誇るべき伝統的な技術や永く愛されている商品を守りつつ、一方で、国内外含めより多くの場面で用いられるよう、華やかな宴を彩るおおぶりなオードブル重など、従来にはなかった新しいスタイルの漆器も日々生まれています。