革スニーカーで国内産靴シェアを増やそう！プロジェクト

世界第6位の靴消費国の日本で、靴の年間消費は6億6000万足。そのうち約6億3700万足が海外製の輸入靴です。

この状況を憂い、日本製の靴の良さを広めたい、日本製の靴をもっと履いてもらいたい、という思いから、日本の革・靴業界を支える様々なプロフェッショナルが集結し、革スニーカーで日本の国内靴シェアを増やそう！というプロジェクトが発足しました。

4月から始動しているこのプロジェクトでは、革素材の専門家や靴製造事業者が協力し、自らの技術や知識を生かしたモノづくりがおこなわれています。

今回は、その活動の中から生まれた試作品を皆様にお披露目し、様々な意見をいただき、今後の商品可へ向けて、次のモノづくりに生かしていきたいと考えています。

是非、店舗にてMade in Japanの靴の数々をご覧ください。

■メイン素材「東京産ピッグスキン」

革といえば牛革が思い浮かぶかもしれませんが、このプロジェクトでは「ピッグスキン（豚革）」をメイン素材に使用しています。
牛革をはじめ多くの皮革素材は海外からの輸入に頼っていますが、豚革は国内で唯一自給できる皮革素材です。
※一部、ピッグスキン以外も使用しています。

■環境に配慮したモノづくり

プロジェクトで使用されている革は「動物福祉にかなった環境下で飼育された豚の皮である」「化学物質を使わない植物タンニンでなめされている」など国連の進める持続可能な開発目標（SDGs）に沿った形で生産されています。
革がとりまく環境や社会を改めて見つめ直し、革とヒトの関わり、未来における革など、新しいスタイルの日本の革製品を発信していきたいと考えています。