会津の守り神 会津民芸張り子 「赤ベコ」(福島)"Akabeko" -The traditional talisman toy of Aizu-
福島県会津地方の民芸品「赤ベコ」は、昔、会津の人々を疫病から守ったと言われています。壮健祈願と厄病除けにいかがですか。
ゆらゆらゆれる首に愛らしい顔立ち。赤い牛の張子人形「赤ベコ」は、福島県会津地方の民芸品の代表です。会津地方では牛のことを「べこ」と呼び、赤色には魔除けや厄除けとして願いも込められています。
今から400約年前、会津のお殿様だった蒲生氏郷(がもううじさと)が職人を呼び寄せ作ったのが始まりといわれます。
先日、東京でコロナ感染が拡大していることを心配して、会津の方から、「会津では赤ベコは、病気や災難から守ってくれると言われていて、昔疫病が流行ったときに、赤べこが防いでくれたと言われているの。東京は大変そうね。どうぞ気を付けくださいね。」と、とてもあたたかいお手紙と一緒にこの赤ベコが届きました。
頭を動かすと、愛嬌のある顔が上下左右に動く動作を繰り返す様は、とてもユーモラスで可愛らしく、ほっとさせてくれます。こうして優しい気持ちにさせてくれる赤ベコ、是非とも皆様のお手元にもお届けしたいと思いました。
普段よりTHE COVER NIPPONでは、赤ベコをお取り扱いしていますが、今回は外出を控えていらっしゃる方にお届けできるよう、WEBで購入出来るように致しました。
皆様に、赤ベコに厄除けとしての願いを込めてお届けします。
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会津張り子 赤べこ
Akabeko (Traditional talisman toy)
サイズと価格(税込):
2号 115×50×75mm ¥1,870
4号 180×75×105mm ¥2,860
6号 270×115×155mm ¥4,950
8号 380×145×221mm ¥12,320
素材:和紙・再生紙・胡粉・ウレタン塗装
All listed prices are excluding tax.
※入荷時期についてはお問い合わせください。
赤べこの由来
赤べこは、1200年前、会津地方で起きた大地震で壊れた円蔵寺の虚空蔵堂の再建の時、聖材をはこび黙々と働いた赤毛の牛がお堂完成の日、石化して守り神となったと言われ、円蔵寺には今も『撫牛』として境内に牛の石像が祀られています。 そして、この赤牛にあやかり壮健を祈り、疫病除けとして、昔から子供が産まれると赤べこの張り子を贈る習慣が出来ました。その後、会津地方に天然痘が流行った時、赤べこを持っていた家族が疫病にかからなかったということから、今でも厄除け、縁起物のお守りとしてされています。