会津塗の老舗製造問屋として100年もの歴史がある「福西惣兵衛商店」は、会津若松市にあります。
会津若松市は福島県会津地方の中心都市で、豊かな自然に囲まれた美しい城下町です。赤瓦に生まれ変わった鶴ヶ城が見守る市内には、歴史を感じされる古い老舗の商店や蔵、歴代藩主が愛した風情ある庭園など名所・旧跡も多くノスタルジックな気分にさせてくれます。また地場産品として、会津漆器をはじめ、会津本郷焼、会津木綿、会津清酒など全国に自慢できる品々があります。
現在の店主の福西正樹氏は四代目。江戸時代から13代つづく福西本家より、初代惣兵衛が大正8年に分家して以来、会津若松市の七日町通りで漆器屋を営んでいます。
福西惣兵衛商店は、目まぐるしく変化する現代において、百年一日のごとく受け継がれていく伝統の会津塗を伝えていくこと使命とし、日々のものづくりに精進しています。 そして今、 伝統的な会津塗だけでなく、 現代のライフスタイルにマッチした塗り物を提案し、伝統とモダンが融合したモダンなアイテムもラインナップしています。
今回の百周年展では、こうした伝統的な会津塗と、扱いやすく暮らしに取り入れやすいモダンなシリーズの両方を一堂にご案内致します。産地の老舗問屋ならではの豊富な品揃えでお待ちしております。