アイヌ民族は、古くから北海道を中心に東北地方北部及びサハリン(樺太)南部、千島列島に暮らしてきた人たちです。独自の言語を持ち、本州や大陸など周辺の文化と互いに影響し合いながら豊かな文化を形成してきました。漁狩猟・採集が生業の基盤でしたが、東北地方や大陸との交易も盛んに行っていました。
江戸時代中ごろからの松前藩による支配、明治以降の同化政策などで独自の文化は否定され、搾取や差別を受けるなど、苦難の道を歩んできましたが、その文化は受け継がれ、今日に伝えられています。
2年目の今年は、昨年人気のあった作品をより多く取り揃えております。脈々と受け継がれてきた伝統的な手仕事から現代感覚にあったものまで、存分にアイヌ文化をご堪能下さい。

参加企業
荒木繁/石井美香/貝澤竹子/貝澤徹/貝澤文俊/長縄由加利/間宮喜代子/山田祐治/吉田信男(五十音順・敬称略)
主催:公益社団法人北海道アイヌ協会
実演イベント
刺繍の実演
開催日時:11月16日(金)15:00~19:00 11月17日(土)12:00~15:00
実施者:間宮 喜代子 氏 公益社団法人北海道アイヌ協会優秀工芸師
主な作品:タペストリー、バックなど
木彫の実演
開催日時:11月23日(金)15:00~19:00 11月24日(土) 12:00~15:00
実施者:吉田 信男 氏
主な作品:木彫りフクロウ、熊、木の器

NIPPONと暮らす アイヌ



