> > 夏至(げし) 美しい手仕事 麦わら帽子

2018年6月29日

季節のモノがたり

夏至の候、二十四節気のひとつで、「夏に至る」と書くように、この日を過ぎると本格的な夏の到来です。北半球では太陽が1年で最も高い位置にきて、昼間が一番長い日。冬至の日と比べると、北海道の根室で約6時間半、東京では約4時間40分も長くなるそうです。

今回ご紹介するのは『石田製帽』の麦わら帽子 。その創業は古く、瀬戸内海に面した温暖な岡山県笠岡市で、1897年(明治30年)から農作業用の麦わら帽子の製造に長く携わってきました。現在は四代目にあたる4人の兄弟妹が事業を引き継ぎ、緑に囲まれた静かな環境のなか、それぞれがデザインと縫製を手がけています。一貫して追及してきたのは、シンプルかつ美しいフォルム。 製造工程のほとんどが熟練した職人の手作業で行われます。 ブレードという組紐でつくる帽子を中心に、業界問わず多くの人に支持されています。

今日は一年のちょうど折り返し地点、 6月30日は、 「夏越の大祓(なごしのおおはらい)」。 半年間に溜まった病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うというもので、多くの神社で「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われたり、京都では夏越祓に「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。

この週末は、 麦わら帽子をかぶり、神社に出掛けてみませんか。

今回ご紹介した傘はTHE COVER NIPPON オンラインショップからもご覧いただけます。

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