120年の歴史を持つ岡山の老舗帽子メーカー・石田製帽。シンプルかつ美しいフォルムで多くの人に支持される石田製帽と、ニューヨークの人気セレクトショップとのコラボレーションから生まれた新ブランド「Gⅰ3 Blue(ジースリーブルー)」を日本で唯一、取扱い開始します。
石田製帽の歴史
その創業は古く、瀬戸内海に面した温暖な岡山県笠岡市で、1897年(明治30年)から農作業用の麦わら帽子の製造に長く携わってきました。現在は四代目にあたる4人の兄弟妹が事業を引き継ぎ、緑に囲まれた静かな環境のなか、それぞれがデザインと縫製を手がけています。一貫して追及してきたのは、シンプルかつ美しいフォルム。ブレードという組紐でつくる帽子を中心に、業界問わず多くの人に支持されています。
魅力と特徴
製造工程のほとんどが熟練した職人の手作業で行われます。石田製帽の特徴のひとつが、チェーンステッチと呼ばれる環縫いミシンを使用していること。機械の調整が難しく、幅が6ミリ以下で極細ブレードといわれるところ、石田製帽の職人は2ミリ半~3ミリのブレードの加工・縫製技術を確立しています。そのため、縫い目がストレッチして頭に吸い付くように馴染みます。(一部製品では本縫いミシンも使用しています)
新ブランド「Gⅰ3 Blue」
石田製帽のデザイン性の高さと抜群のかぶり心地は、目の肥えた海外バイヤーをも魅了。ニューヨークでジャパンデニムの評価を確立させたセレクトショップ「Blue in Green」とコラボレーションから、新ブランド「Gⅰ3 Blue」が生まれました。そして今春、「Gⅰ3 Blue」が日本初上陸。日本で唯一、THE COVER NIPPON TOKYOで販売を開始します。
ブランド名「Gⅰ3 Blue」は、石田製帽が、義の戦国武将「石田三成」の末裔であることに由来します。「義=Gi+3+Blue」は「初心を忘れず挑戦し続ける」という石田製帽のコミットなのです。ニューヨークでデビューした“逆輸入”の国産帽子ブランド「Gⅰ3 Blue」。今後の展開から目が離せない大注目ブランドです。
THE COVER NIPPON TOKYO
石田製帽ラインナップ
シンプルさの中にもニューヨーカーが好む格好いいディテールが特徴の新ブランド「Gⅰ3 Blue」のほか、クラシカルでモダンな顔立ちの石田製帽定番の帽子も展開します。
4月1日(土)・2日(日)
ブレードハット製作の実演を行います
リズミカルに走るミシン。寸分違わぬ縫い目。職人技を間近でご覧いただける貴重な機会となりますので、ぜひお越しください。