2016年8月1日
照りつける日差し、むしかえるような暑い夏到来。 先人たちは、この日本の夏を自然と調和し、様々な智恵と工夫で暮らしてきました。今では夏の情景には欠かせない風鈴は、浮世絵にも登場しており、江戸時代には夏の風物詩となっていたようです。 涼やかに響きわたる透き通ったチリーンという音色、吹き抜ける風をとらえたなびく短冊、清涼感漂う繊細な職人の手業による佇まい、ひとときの涼しさとやすらぎととものゆっくりとした時間の流れを感じさせてくれます。目や耳で涼をとる日本の夏文化を物語る逸品です。
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