2013年、THE COVER NIPPON内の一画にオープンした「目の眼サロン」。
東京ミッドタウンという最先端のアイテムが並ぶ場所で、ホンモノの骨董・古美術にふれられるスポットとして皆さまに親しまれ、3周年を迎えました。
そしてこの夏、THE COVER NIPPONのリニューアルに伴い、目の眼サロンも装いを新たにリニューアルオープンいたしました。
目の眼サロンでは、骨董・古美術になじみのないお客様にも、気軽にホンモノとふれあっていただきたく、当初より古美術雑誌「目の眼」の監修のもと、季節やテーマに沿ったうつわや屏風、仏像などを数多くご紹介してまいりました。
今回のリニューアルでもその基本姿勢は変わりませんが、より上質な品々との出逢いを求められるお客様のご要望にお応えするため、酒器および茶道具と、その周辺の品々を一層充実させていく予定です。
なかでも、いま世界で認められ始めた日本酒は、盃のかたちや質感でその口当たりが劇的に変わるといわれるほど、繊細なものです。そのため日本では古くから、素材やかたち、文様、色にまでこだわり、さまざまな盃や徳利、片口が作られ、愛玩されてきました。料理を盛るうつわと同じように、酒の香りや味わい、季節にあわせて酒器を選ぶ楽しみや、客人をもてなす時に相手の顔を思い出しながら選ぶその楽しみ方は日本人にならではの感性なのです。
新生サロンでは、様々な酒器とともに、日本人の美意識を体現した茶道具や、うつわの数々を厳選して紹介し、現代のライフスタイルに合わせた骨董のあそび方を提案してまいります。