「蕎麦屋酒」「蕎麦前」とあるように、江戸時代から、蕎麦屋で愉しまれていた日本酒。まもなく 新蕎麦の季節です。酒みづきでは、蕎麦好きにお勧めの、蕎麦と相性の良い日本酒をご紹介します。
新蕎麦の季節
まもなく、新蕎麦の季節。江戸の昔から蕎麦好きの人たちは、これからの季節に出てくる新蕎麦を、首を長くして待ったものでした。 夏に出る新蕎麦の産地は北海道などが中心で、蕎麦の品種は「夏蕎麦」に分類されるキタワセソバなどが使われ、秋に出る新蕎麦は本州から四国、九州などの産地で栽培されるもので、福井在来などの、いわゆる「秋蕎麦」が中心です。 夏の新蕎麦を略して「夏新(なつしん)」、秋の新蕎麦は「秋新(あきしん)」と呼ばれ、江戸っ子が首を長くして待ったのは、これから出る「秋新」。秋の新蕎麦のほうが、香りも味も良く、昔から蕎麦好きに好まれていました。
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