酒豪国・土佐の代表酒
創業慶長8年(1603年)。水・米・技・心を4大柱に、高知・佐川で酒造り400年。『龍馬がゆく』で司馬遼太郎氏が「一升半飲んでから口中にほのかな甘味を生じ……」と表現した酒は、酒豪土佐人が水のごとく飲み干す飲み飽きしないすっきりとキレのよい淡麗辛口。
「船中八策」銘柄名の由来
蔵とゆかりのある坂本龍馬が船中にて
考えたという策が、その名の由来。
■住所:〒789-1201高知県高岡郡佐川町甲1299番地
■TEL:0889-22-1211 ■FAX:0889-22-4116
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晩秋旨酒 ひやおろし
その昔、冬にしぼられた新酒は、劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことから、このお酒は「冷卸(ひやおろし)」と呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。 日本酒は1年をかけて熟成していきますが、夏を越えると大変身、味わいの成分が馴染んで、大きく変化します。 秋の到来とともに目覚める〈ひやおろし〉。豊穣の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口あたり、濃密なとろみが魅力のお酒です。