日本では、西洋の石の文化と比べ、「木」の文化。THE COVER NIPPONでは、そんな、育まれてきた木の文化や、木の温もり、木の美しさを これから様々な形でお届けします。
第一弾は 『キホンの『木』-『木』を五感で感じよう。』。
ダイニングテーブル、カウンター、間仕切りなど 使い方はご自身の思うままに。暮らしの中で何気なく触れる家具だからこそ、自分だけのかけがえのない一枚に出逢いたいですね。
◇ニッポンブランド・マイスター講座 公開講座
Nipponを学ぶ『キホンの『木』-『木』を五感で感じよう。』日時:8月28日(水) 19:00-21:00
受講料:5,000円(税込)※教材費・木のお土産付
会場:THE COVER NIPPON店内
定員:10名程度
詳細情報:講座のお申込み受付を開始しました。詳細は以下のリンクから。
https://www.nipponbrand.org/about/extension_20130828.html
※ニッポンブランド・マイスター講座のサイトへ移動します。
歴史を刻み込んだ、自然がつくった芸術品
日本には、西洋の石の文化と比べ、「木」の文化である。何千年もの間、吉野ケ里遺跡や法隆寺などに代表されるように「木」の文化が脈々と受け継がれてきたのだ。
力強く刻まれた年輪、手触りの良い感触。地球の生命力をインスパイアする木。何百年もかかって育った木は、私達に自然の偉大さ、力強さを教えてくれる。一本の丸太の内に秘められた、尊うべき生命力の美しさを切り開く瞬間は、その木の育った歴史を体感するかのよう。木は自然界の産物であり、すでに自らのデザインを形成しながら育ってきたのである。
かけがいのない一枚に出逢う
一枚板に使われる素材は、今や世界中から集められる。その種類は実に国内外のものを合わせると約100 種類を軽く超えるという。それほど数があるにもかかわらず、一つとして同じものがない。
一見、木を伐るだけのようだが、一枚板を造るには、実はかなりの技術と時間が必要とされている。一枚板が完成するまでには、丸太を仕入れてから短くても2 年、長いものでは5年以上かかる。そして「切り出し」「削り出し」「研磨」など、様々な細かい作業を積み重ね、やっと一枚板が完成するのだ。
木を知り尽くし、日本の伝統を長年培ってきた、職人の熟練の技から、至宝の一枚が生まれるのだ。
出逢いは突然にやってくる。心に突き刺さるあなただけの“一枚” に、きっと巡り合うことでしょう。