備前というアート
備前は金重陶陽、藤原啓、山本陶秀をはじめ、5人もの人間国宝を生み出した地です。
しかし備前は、伝統的なイメージが強い「人間国宝」というキーワードとは裏腹に、北大路魯山人やイサムノグチなど芸術会をリードする一流のアーティストたちと積極的に活動を共にし、革新的な作品を生み出してきました。
当時の作品が発していた力強い”アート力”を今回の茶会では引き出し、若い世代の人々の興味を引きつけるようなものを目指しています。備前は「土と炎の芸術」と言われるように、「自然を味方につけた生きるアート」と言えます。備前の「土と炎」は決して「現代アート」と呼ばれる前衛的な表現にかき消される事はないと信じています。
監修
近藤俊太郎(茶人) 1979年広島生まれ。東京在住。 一貫してIT関連事業に携わる一方で、2005年から茶道をはじめる。 2009年「日中友好使節団(外務省)」の一員として中国との文化交流プログラムへの参加をきっかけに、総合芸術と呼ばれる茶道を広く知ってもらう活動として「茶団法人アバンギャルド茶会」を立ち上げる。百貨店やアートギャラリーでの現代茶の湯展示のプロデュースも手がける。
備前茶会
開催日 | 2013年2月23(土)・24(日) |
第1席 | 11:00~12:00 |
第2席 | 13:00~14:00 |
第3席 | 15:00~16:00 |
開催場所 | 東京ミッドタウン THE COVER NIPPON 東京都港区赤坂9-7-3 アクセス情報はこちらから ⇒https://thecovernippon.jp/the-cover-nippon/ |
※お茶席は招待客のみとしておりますが、ご来店のみなさまに店頭でお茶をふるまっております。 |
レセプションパーティー
開催日時 | 2月23日(土) 18:30~20:30 |
開催場所 | 東京ミッドタウン THE COVER NIPPON |
プログラム | 18:30~19:30 トークライブ 近藤俊太郎(茶人)×細川敬弘(備前焼作家) 19:30~20:30 レセプションパーティー |
募集人数 | 50名(先着順) |
参加費 | 無料 |
お申込み方法 | 参加ご希望の方は、お名前・ご住所をこちらのアドレスにお送りください。⇒info@mijp.co.jp |
パネリスト | 細川敬弘(備前焼作家) 1979年岡山県出身。 備前陶芸センターに入所し陶芸全般を学ぶ。 センター修了後は祖父の竹村永楽に師事し、永楽窯の後継者となる。 「渋い」と形容されることの多い備前焼を、やさしい色で焼き、使いやすいかたちに拉げさせた作品は、現代の生活の器としての評価も高く、今最も注目の新進気鋭の若手備前焼作家。 第28回田部美術館大賞(茶の湯の造形展)奨励賞受賞。 |
主催
(協)岡山県備前焼陶友会 http://www.touyuukai.jp/bizenyakimidten2013.html 岡山県備前県民局 https://www.pref.okayama.jp/site/11/