木版を用いる唐紙師、伊勢型紙を用いる更紗師、金銀の箔や砂子で砂子絵を描く砂子師の技を活かしてつくられる、「江戸からかみ」。襖紙から身近なステーショナリーまで、東京松屋が手がける美しい飾り紙の数々をご紹介しています。
東京・台東区東上野で、400年以上にわたって和紙問屋を営んできた「東京松屋」。戦後衰退していた江戸から伝わる伝統的なからかみを職人たちとともによみがえらせ、その魅力を広める活動を続けています。現在は襖紙としてだけではなく、屏風や照明など、さまざまな用途に使えるインテリアの素材として、江戸からかみを提案。レターセットなどの身近なステーショナリーもご紹介していますので、どうぞこの機会に、美しい飾り紙の世界をご堪能ください。
2011年1月31日