針谷蒔絵 掌の中の宇宙展 (石川)Makie of the Hariyas (Ishikawa)
10/3(土) − 11/30(月)
秋の恒例となっている「針谷蒔絵」。山中漆器の伝統工芸士・蒔絵師として活躍する針谷家の、今年の新作を中心に、伝統的な茶道具から秋の装いを華やかに彩るアクセサリーまで勢揃い。
"Hariya Makie" has become a regular autumn event. The Hariya family, traditional craftsmen and makie artists of Yamanaka lacquerware, are active in the arts, and the exhibition features a wide range of products, from traditional tea ceremony utensils to accessories that will brighten up your autumn outfits, focusing on this year's new works.
優美な蒔絵を今の暮らしに
加賀温泉郷のひとつ山中温泉。松尾芭蕉をはじめ、文人たちにも愛された自然豊かな温泉地、山中温泉は山中漆器の産地でもあります。その地において、蒔絵の魅力を多くの人に伝えたいと活動する、蒔絵師一家「うるしアートはりや」の工房があります。
うるしアートはりやでは、伝統的な蒔絵技法を駆使した茶道具や香合から、モダンなアクセサリー、現代の暮らしに寄り添うインテリア小物まで、トレンドを意識した蒔絵の新たな可能性を、それぞれの個性により生み出しています。
今回は特に「伊藤若冲」を題材にした蒔絵シリーズは、箱やペン、ブローチなど、ひとつひとつ丁寧に描かれた蒔絵は全て一点ものとなり、若冲ファンの方は必見です。
白蝶貝・べっ甲などを用いたアクセサリーは、モダンな絵柄とチェーンの存在感とが今風なもの、ブローチにもネックレスにもなる2wayタイプ、季節の絵柄のブローチなど、新作も続々と届いています。
ジュエリー感覚のゴージャスな蒔絵の腕時計。特別な方への贈り物や、ご自身の装飾品として、華やかな時(トキ)を刻んでくれる逸品です。
針谷蒔絵 実演会
期間中、針谷絹代さんによる、蒔絵の実演会を開催します。繊細優美な手技を間近にご覧いただけますので、ぜひお出掛けください。
日程:10/23(金)・24(土)
時間:両日12:00~17:00


針谷 絹代 Hariya Kinuyo
伝統工芸士
山中漆器の伝統工芸士、茶道具の棗や香合の蒔絵師。
ご主人である針谷祐之氏と共に1981年に独立し、うるしアートはりやを設立。早くから蒔絵を取り入れたアクセサリーを作り、現在のうるしアートはりやの形を作る。油絵で現代美術展の受賞歴も持つ経験を蒔絵に生かし、色漆や金線を細かく丁寧に何十回も重ねて写実的に描く「細描蒔絵技法」を生み出した。2000年に国際根付協会の方々などを招きロサンゼルスにて蒔絵の実演を行う。高円宮殿下の伝記にも蒔絵作家として名を記されている。
2024年には、伝統工芸の新しい可能性を切り拓いた功績が評価され、第5回三井ゴールデン匠賞 奨励賞を受賞
同時開催
「若冲を纏う」
伝統工芸士 針谷崇之と仕立てる
螺鈿特別制作会10/4(日)・5(月)・6(火)
詳細はこちら
うるしアートはりや( HARIYA )
1981年に山中漆器の産地・石川県加賀市山中温泉にて茶道具の蒔絵師、針谷祐之・絹代により設立。現在は息子の崇之・祥吾も加わり、親子4人で蒔絵作品を製作。茶道具の棗や香合に加え蒔絵を身近に感じて頂きたい思いから蒔絵のアクセサリーや新しい素材への蒔絵など様々な取り組みを行なっている。




