江戸の染色文化を継ぐ – ふじや染工房Carrying on Edo’s Dyeing Tradition – Fujiya Dyeing Workshop
1952年創業、江戸時代より続く着物の手染め技法「引染」専門の『ふじや染工房』より、職人が一枚一枚、伝統を受け継ぎ今に染める、美しいスカーフやストールをお届けします。
Founded in 1952, “Fujiya Dyeing Workshop” specializes in “Hikizome,” a traditional hand-dyeing technique for kimono that dates back to the Edo period. We present beautiful scarves and stoles, each hand-dyed by artisans who carry on this tradition to the present day.
ふじや染工房の創業は1952年。世界有数の都市、東京都の新宿区に工房を置き、江戸時代より続く着物の伝統的な染色技法として受け継がれてきた「引染」専門の老舗工房です。
工房のある新宿は、超高層ビル群や繁華街のイメージが強調されがちですが、その一方で、東京染小紋や東京手描友禅など、伝統的な染色業が地場産業として息づいています。
新宿区を流れる神田川や妙正寺川の豊かな水を求め染色業者が集まり、職人たちが染工場を開いたことが始まりです。染物は水の質が仕上がりに大きな影響を与えるため、神田川の水質を重視し、この地に染工場を構えました。こうして始まった染色業は、多くの職人たちに支えられ、今日まで続いています。
「引染」は、張った布地に、刷毛を使って染め液を引くように塗り、染め上げる日本の伝統的な染色技法のひとつで、刷毛を動かして均一やぼかしを美しく表現する、職人の手仕事の技です。京友禅や小紋などの着物・帯の地染めをはじめ、のれん、法被、のぼり旗などの制作に広く用いられてきました。
主な工程は、地入れ(下準備)、色調(色の配合)、染め、蒸し(色止め)、水元(水洗い)に分かれ、基本的にはすべてが職人の技術による手作業によるもの。同工房では、従来は分業制だった蒸しや水元についても、後継者不足などの理由により廃業する事業者から、機材や技術を引き継ぐことで同工程を行えるようにもし、 伝統を守りながらも、常に新しいことを取り入れることで時代の変化に適応しています。
今回の特集では、新作の伝統技法「引染」を用いたシルクカシミヤのストールや、シルクウールのストールも展開します。染職人の匠の技や素材感を活かし、大胆なグラフィックと色無地を組み合わせて、洗練されたスタイリッシュなデザインに仕立てました。
「染景 シルクスカーフ」
和歌になぞらえ歌人が言葉に宿した情景を、引染の特徴である刷毛の線とグラデーションのみで、四季の瑞々しい美しさを、スカーフに表現しています。
用いるのは、透けるほどに薄い絹布。繊細な色の重なりによって、軽やかで奥行きのある表情が生まれます。すべて職人の手作業により染め上げるため、一枚ごとに異なる表情が生まれます。
「東京引染スカーフ」『Jantle』
《白Tシャツに映えるスカーフ》をコンセプトに掲げ、伝統染め「引染」技法を用いたシルクスカーフです。染職人の匠の技を活かし、大胆なグラフィックと鮮やかな色無地を組み合わせて、洗練されたスタイリッシュなデザインに仕立てました。一反の布を手染めしてから切り出しているので、どれも柄が異なり、すべてがあなただけの一点物になります。
ふじや染工房
ふじや染工房は、江戸時代より続く着物の伝統的な染色技法として受け継がれてきた「引染」専門の工房です。 東京都新宿区に構える工房では、昔ながらの土間の空間と代々継がれてきた技術や道具を守りながら、日々こだわりをもって製作しています。






