東京籐工芸 – 木内籐材 製作実演会Tokyo Tokogei – Kiuchi Touzai Manufacturing Demonstration
8/30(日)
1931年創業以来100年近く籐の敷物・家具製作に携わっている木内籐材工業による、現代生活に馴染む美観と実用性を兼ね備えた「籐うちわ・籐扇子」の手持ち部分の籐巻きを実演。
A demonstration of the rattan-wrapping process for the handles of rattan fans, designed to combine beauty and practicality for modern lifestyles, by Kiuchi Rattan Industry, a company that has been crafting rattan floor coverings and furniture for nearly a century since its founding in 1931.
1931年創業 木内籐材工業は、東京都の伝統工芸士による籐椅子・籐敷物・籐家具などの籐工芸品を手掛ける老舗企業です。独自の技術で伝統を守りながら、2017年には「東京手仕事」プロジェクトで新しいモノづくりへ挑戦し「籐と和紙のうちわ」を開発するなどモダンな商品も数多く取り揃えています。籐の魅力である使い込むほどに飴色へ変化していく様を楽しめるよう、長く愛用し続けられる商品作りを行っています。
伝統的な籐工芸と新しい和紙を組み合わせた『籐扇子』。
銀器などの上質な製品に使われてきた籐工芸技術「巻き」と「かざり編み」を施し、籐の美しさを手と目で楽しむことができます。扇面は、伝統的な文様「七宝」を、リサイクル素材を主としたポリエステル繊維を伝統的な紙漉きの技法で作った新素材の和紙「ナオロン」に使用し、職人によって選び抜かれた自然素材による籐工芸と新しい和紙が織りなすモダンな伝統工芸品に仕上げました。
一本一本職人の手により細く薄く加工した籐が巻かれた柄と和紙を組み合わせた『籐うちわ』。
籐は表面に硝子質を持つため、触れたときに涼感があり滑りにくく、独特の籐のしなりが、竹で骨組みをつくった従来の団扇をあおいだ時とは、まったく違う風を起こしてくれます。扇部には優しい風合いの無形文化遺産細川紙が貼られています。手漉き和紙の向こうに透けて見える骨組みと描かれた絵柄に風情が感じられます。
工芸の技術を文房具というパーソナルな道具へと凝縮した筆記具『籐筆』。
細いペン軸に対して均一な張力を保ちながら籐を緻密に巻き上げる工程は、熟練職人の手仕事でしか成し得ない精度を誇り、既製の軸に外装を巻き付ける構造では、段差の処理にも高い技術を駆使しています。使い込むほどに色艶が深まる経年変化は、バッグの革のように「味」となり愛着とともに育っていく一本となるでしょう。
実演当日は、籐扇子や籐うちわに加え、籐のバッグなども揃います。籐工芸の新しいモノづくりをお楽しみください。
実演会
日時 8/30(日)
各日 11:00-17:00
実演 木内 秀樹(木内籐材工業)

木内 秀樹 Hideki Kiuchi
木内籐材工業・三代目
1974年 文京区千石生まれ。米国の専門学校を卒業し、帰国後、日本の会社に就職。27歳で家業に入り、父・木内友秀に師事し、三代目として現在に至る。
2018年「籐と和紙のうちわ」東京都知事賞を受賞、東京オリンピック の認定商品に選ばれる。
2018年 東京都伝統工芸士認定。2020年 文京区技能名匠者認定。






