磁器を薪で焼く みかわち焼 登り窯(長崎)Mikawachi ware climbing kiln where porcelain is fired over firewood (Nagasaki)
6/1(月) - 7/7(火)
白磁でありながら昔ながらの登り窯に挑戦しつづけるつくり手たちの「登り窯のみかわち焼」。今回の特集では、それぞれ窯元のスタイルで製作した個性あるロックカップが揃います
Introduce "Mikawachi ware fired in a climbing kiln", where the artisans continue to challenge themselves by using traditional climbing kilns, while producing white porcelain. This time, you are able to enjoy and see a special feature on unique rock cups, each made in the style of its respective artisans.
長崎県のやきもの「みかわち焼」。
長崎県佐世保市の東端部に位置する三川内地区。江戸時代は平戸藩に属し、東は佐賀藩有田(佐賀県有田町)、南は大村藩波佐見(長崎県波佐見町)に隣接しており、近世肥前窯業の主要生産地の一つ。『日本磁器のふるさと 肥前』として日本遺産にも選定されています。
20世紀以降、日本の近代化とともに、やきものの世界では、薪を燃料にした登り窯から石炭窯に、第二次世界大戦後は、重油窯、そしてガス窯、電気窯へと、その時代時代において最も理に適った仕組みの窯に移行してきました。
その流れは三川内も同じで、便利なガス窯や電気窯の普及した現代に、細い筆を駆使した絵付けの染付そめつけ磁器や、動物・植物をかたどった繊細な磁器を、あえて薪の窯で焼くのはほとんど見られなくなりました。ガス窯は酸素の量や温度のコントロールが容易で、煤などが混じることなくきれいな状態の炎を保つため、白いものをより白く、呉須の藍を鮮やかに焼き上げてくれます。繊細な筆づかいや細かな造形(細工)という、みかわち焼の特徴をより際立たせます。
しかしこの三川内の土地では、有志のつくり手たちが集まり1年に1〜2回のペースで登り窯の焼成を20年以上続けています。
今回の特集では、各窯元が思い思いのロックカップを製作しました。
こうしてつくられた、ひとつとして同じものがなく、味わい深い、登り窯のみかわち焼を、存分にお愉しみください。
*すべて手作りのため、掲載しているカップが売り切れてしまっている場合がございますので、ご了承ください。
登り窯の歩みや協働で窯を焚く魅力について、窯元たちが語りました。





