春のおとずれ「観桜」Sakura - cherry blossom -
寒い冬を超え咲き誇るその様は、春の喜びをもたらします。今年は桜の開花も少し早いようです。桜の文様やさくら色のアイテムが勢揃いしました。暮らしや贈り物に春をお届けします。
Cherry blossoms are finally in bloom. Hanami is an ancient Japanese custom to celebrate the coming of spring. This year, let's enjoy the cherry blossoms in your home!
桜は数多くの品種が存在しその数は600種類とも言われています。 長きにわたって人々に親しまれてきた桜は、その品種と同様に数多くの文様が作られています。
日本人にとって桜の文様とは、「五穀豊穣」を願った吉祥文様で、「繁栄」や「豊かさ」の意味が込められています。
人々の心を捉え続ける桜の花。寿ぎの席や贈り物に、幸せを願うお気持ちをご一緒にお届けします。

春の訪れを”寿ぐ”日本古来の風習「花見」。はじめて桜の花見をしたのは、平安時代、嵯峨天皇が神泉苑で開いた「花宴の節」とされています。
桜の語源は、「さ」は田の神、「くら」は蔵・倉・鞍など座するところ、つまり「さくら」は田の神様のよりしろを表します。田の神に酒・魚をささげ、米の豊作を祈願したのが花見の起源だそうです。天気予報が発達していなかった当時、花のつぼみがつきはじめ、桜の木がピンクに色づくと「いつ満開になるのか」と待ち遠しい気持ちで見守っていたことでしょう。
季節の花に思いを寄せて楽しむお花見は、家族や仲間が集う、日常の中のちょっとした「ハレ」の日なのかもしれません。
