漆の愉しみ お正月を祝う会津塗(福島)Enjoy the lacquerware. (Fukushima)
12/1(日) - 12/31(火)
越後山脈・奥羽山脈など自然に囲まれた会津地方で、長い歴史と豊かな郷土文化の中で育まれた会津漆。伝統的なお椀や重箱からモダンなスタイルまで、プレミアムな会津塗を特集。
Aizu Lacquerware is developed with a long history and a rich local culture in the region surrounded by Echigo mountains and Ou mountains. We introduce premium items such as traditional bowls, Jubako or stackable boxes to modern style of lacquerware.
会津塗
今から500年程前の室町時代、芦名氏が漆樹の植樹を奨励したのが始まりで天正年間(1573~92年)蒲生氏郷が近江より職人を招き、その技法を会津に広め漆工養成と技術の進歩を図り、一躍産業化されました。
朴、栃、欅等を木地として日用品漆器を生産し消粉・色粉などの蒔絵と沈金に特徴があり日本人好みの縁起の良い意匠や、多彩な加飾法が楽しめ、渋味のある「鉄錆塗」もみ殻をまいて模様を出す「金虫喰塗」木目の美しい「木地呂塗」、美しい塗肌の「花塗」が特徴です。
会津塗の伝統技法を受け継ぎ、現代の美意識や生活スタイルに反映させた、’古きを活かし今を楽しむ’ 思い思いの遊び心のある会津塗をご紹介します。
蒔絵工房てるい 蒔絵実演販売会
会津から蒔絵師の照井克弘さんをお招きし、会津の伝統技法である「朱磨き」や「消粉蒔絵」の実演を行っていただきます。
日時:12/14(土)・15(日)
時間:12:00 – 18:00
照井 克弘
Katsuhiro Terui
漆蒔絵工房 照井 三代目
1976年 会津若松市生まれ
1999年 父克彦に師事。 家業である蒔絵の仕事に従事しながらグループ展に参加する。
参加した主なグループ展
2004年 東京ドームテーブルウェアフェスティバル(5回)
2006年 日本橋三越5Fにて5人展(6回)
2007年 福島 おおつき画廊にて三人展(7回)
2010年 郡山 ギャラリー観(9回)
2023年 東京妙案ギャラリーにて二人展
さんちのおと 会津塗(福島県)
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