料理を魅せる器 -臼杵焼-Beauty of frame and white -Usuki pottery
10/1(金)~ 10/31(日)
花をモチーフにした美しいシルエットの白磁の器は、料理を美しく引き立て、まるで絵画を見ているかのよう。料理を美しく見せてくれる「臼杵焼」の器をお届けします。
The beautiful silhouette of the white porcelain vessels, with their flower motifs, beautifully accentuates the food, almost as if you were looking at a painting. Please enjoy the elegance of Usuki pottery.
料理を美しく見せてくれる「臼杵焼」の器をお届けします。花をモチーフにした美しいシルエットの白磁の器は、料理を美しく引き立て、まるで絵画を見ているかのよう。
モダンに見える臼杵焼の器は、実は江戸時代から臼杵焼で使われていた形を元にしています。
臼杵焼Usukiyaki
「臼杵焼」(うすきやき)は、今から約200年前の江戸後期に臼杵藩の御用窯として始められ、窯場のあった地名から末広焼や皿山焼とも呼ばれる焼き物です。当時、島原(長崎)小石原(福岡)小峰(宮崎)から呼び寄せられた陶工4家族によって作陶が行われていましたたが、窯が開かれ10数年ほど栄えたのち衰退して一度は途絶えてしまった幻の焼き物です。
一度は途絶えてしまった臼杵焼ですが、残されたわずかな資料を元に、再度復興させる取り組みが始まり、現代版臼杵焼として復活しました。
復活に際し、江戸時代から使われていた和食器の型を元に、現代の暮らしに合う器のシリーズを作りました。
「器は料理の額縁である」という考えに基づき作られる器は、臼杵にある自然の形、天然の素材を抽出し生まれ、臼杵の豊かな海や山から取れる食材、有機の農産物、古くから栄えた味噌、醤油、酒などの醸造品に裏付けされる伝統ある食文化を美しく引き立たせます。
文化を伝えること、またこの地の自然や意匠を焼き付けた器を他の場所に届け、その所の食卓に彩りを添えることを目指し作られています。
作家在店 10月17日(日)
臼杵焼 宇佐美裕之 さん