天空の窯郷 こいしわら 太田哲三窯Koishiwara pottery -Ota Tetsuzo kiln
小石原焼伝統の技法を受け継ぎ、奇をてらわず、素直な作品づくりを心掛けている大田哲三窯より、自然に生まれた色合いの温もりと、使い勝手の良い器をお届けします。
From the Ota Tetsuzo kiln, which has inherited the traditional techniques and is committed to creating honest works of art without any eccentricity, we bring you the warmth of naturally occurring colors and easy-to-use vessels.
東峰村小石原地区は、標高1000?級の山々に囲まれた天空の窯郷です。
茅葺き屋根の家屋、様々な作物が育つ田園など、のどかな日本の原風景が広がり、自然の生命力に満ち溢れている小石原地区は、陶器の産地として350年以上もの歴史があります。
小石原焼の伝統を守りながら、独自の個性あふれる器を作りあげている窯元を、季節ごとご紹介します。
太田哲三窯
小石原焼伝統の技法を受け継ぎ、「奇をてらわずに作為を排した、素直な作品づくり」を心掛けている大田哲三窯。自然に生まれた色合いの温もりと、使い勝手の良い普段使いの器、暮らしの中に美しく映える器が並びます。
「使い勝手の良さが基本であり、見ていて美しいものには迷いがない」という太田哲三さんは、ろくろの名手で、修業時代に小さい器を莫大な量作り、その腕を磨いたことで、小物から大物に至るまで、器のサイズがピタリと決まるほどの技術を持ちます。
父、熊雄氏のもとで7年間厳しく陶工としての修行の後、昭和50年に独立。小石原焼の従来の技法や釉薬の伝統を守り、現在は親子で自分なりの工夫を加えながら、暮らしにあった健やかな美しいものづくりを続けています。
天空の窯郷 こいしわら
四季折々の美しい自然に囲まれ、冬は薪ストーブが欠かせないほど雪深いこの山里に、民芸運動の牽引者である柳宗悦、バーナード・リーチが来村したことで小石原の名は一躍有名となりました。日用雑器としての道を歩みながら、「用の美」を確立した小石原焼と、「綺麗さび」と表現される遠州七窯の風格を今に伝える高取焼。小石原焼が今日のような評価を得るに至ったのは、この二つの焼き物の調和のとれた共存の賜物です。
この2つの陶器の流れを汲む50軒ほどの窯元が、今も伝統の技を 大切に受け継いでいます。
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