> 高岡螺鈿細工(富山)

2017年2月3日

「春の気立つを以って也」
立春。旧暦ではこの日が一年の始めとされ、春の気が立つ、つまり冬と春の分かれ目の日です。目には見えなくても、雪解けのせせらぎや鳥のさえずりなど、産声を上げたばかりの新しい季節はゆっくりと確実に時を刻んでいます。

そこで、次の季節の気配を見つけるための一助に、季節の移ろいとともに姿を変える自然の風物を描いた高岡螺鈿細工の小物を携えてはいかがでしょうか。

螺鈿とは、貝の内側の真珠層を削り出し、器物の表面に貼って絵や文様を表す技法のこと。奈良時代に唐から伝わり、平安時代には漆器の装飾技法として蒔絵と共に用いられるようになったことから、その技術は急速に発展しました。中でも、「青貝塗」という技法で独自の発展を遂げてきたのが富山県高岡に伝わる螺鈿細工です。

通常の螺鈿が1mm以上の厚みのある貝を使うのに対し、高岡では0.1mm程の薄い貝を使用。それにより、漆の上に貼ると下の色が透けて見えるだけでなく、厚貝には難しい色付けが可能になります。薄く削られた貝の裏面に何色もの塗料を重ね、生まれた多彩な色と螺鈿本来の輝きを手にして、自然の美しさや四季の移ろいを表現するようになったのは、ある意味自然なことだったのかもしれません。

繊細で卓越した職人の手仕事により細部まで描きこまれた色鮮やかな野鳥や草花。それを愛でる風流が、日常の中にも新しい景色を見せてくれるはず。螺鈿の輝きを日々の輝きに。

20170202_12

Products

THE COVER NIPPON ONLINE SHOP PRODUCTS

MENU

  • TOP PAGE
  • ABOUT US
    • CONCEPT
    • SHOP INFO
    • ACCESS
  • PRODUCT
      • 江戸からかみ(東京)
      • 美濃和紙(岐阜)
    • 漆器
      • 会津漆器(福島)
      • 金沢漆器(石川)
      • 山中漆器(石川)
      • 高岡螺鈿細工(富山)
      • 越前漆器(福井)
      • 飛騨春慶塗(岐阜)
    • 陶磁器・硝子
      • 九谷焼(石川)
      • sghr(千葉)
      • 江戸切子(東京)
      • 江戸硝子(東京)
      • 會田雄亮<練込>(山梨)
      • 常滑焼(愛知)
      • 美濃焼(岐阜)
      • 有田焼(佐賀)
      • 波佐見焼(長崎)
      • 三川内焼(長崎)
      • 薩摩切子(鹿児島)
      • 琉球焼(沖縄)
      • 琉球硝子(沖縄)
    • 木・竹工
      • 大館曲げわっぱ(秋田)
      • 樺細工(秋田)
      • 箱根寄木細工(神奈川)
      • 駿河竹千筋細工(静岡)
      • 大川組子(福岡)
    • 金工
      • 南部鉄器(岩手)
      • 山形鋳物(山形)
      • 東京銀器(東京)
      • 燕鎚起銅器(新潟)
      • うるしカトラリー(新潟)
      • 高岡銅器(富山)
      • 大阪浪華錫器(大阪)
      • 堺刃物(大阪)
      • 薩摩彫金(鹿児島)
    • 染織
      • 結城紬(茨城)
      • 久留米絣(福岡)
      • テーブルマット・コースター
      • 風呂敷・袱紗
    • 服飾雑貨
      • 横浜スカーフ(神奈川)
      • kawa-kawa(大阪)
      • theta slipper(岐阜)
      • 鞄・財布
      • 紳士小物
      • 扇子
      • 袋・ポーチ
      • 洋傘・日傘
      • 帽子
    • 食品
      • 宇治茶(京都)
      • 菓子
      • 調味料
      • 日本茶
    • その他
  • CONTENT
    • Event
    • モノ・こと・暮らし
    • 季節のモノがたり
    • 品々/Products
    • さんちのおと
    • 着物の愉しみ
    • コラム
  • ONLINE SHOP
CLOSE